無制限生成が可能な動画生成AIツール

この3つが2025年2月時点での、現実的な選択肢なのかなと思います。
画像から動画生成モードでのおすすめは、この3つです。

Kling 1.6と比較した場合、DreamMachineは2.0Flashでの生成は、動きがあまりなくボツが多かったです。
SORAはimage to Video(画像から動画生成モード)が得意でないようです。
ほとんどがボツです。


無制限のプランでは、商用利用可・透かしなしになります。

No1. RUNWAYランウェイ
No2. Dream Machineドリーム マシーン
No3. SORAソラ

Pikaは2025年3月23日現在のプランでは、無制限モードの記載は消えていました。
料金プランは必ず確認してから契約しましょう。


Klingクリング

無制限モードはありませんが、びっくりするような動画を生成してくれます。
最新の2.0では5秒で100クレジット必要になります。

下記は1ドル150円換算の表になります。
動画時間は5秒になります。

サブスクプラン付与クレジット量1月ごと更新生成コストVer1.6
20クレジット(月)
年間契約生成コストVer1.6
20クレジット
Standard 6601,500円45.5円1,050円31.8円
Pro3,0005,550円36.6円3,900円26.0円
Premier8,00013,800円28.3円9,750円24.4円

Klingはサブスクプランによって、1動画生成当たりのコストが違ってきます。
最新のVer2.0は100クレジットなので、5倍のコストになります。
その分すごい動画が生成されやすいのですが、2.5倍の50クレジットくらいにしてほしかったです。

HeyGenヘイジェン

  • プラン名: Business
  • 料金: $89/月➯69ドル(年間プラン)
  • 最大30分の動画
  • 特徴: 1つのカスタムビデオアバター、700以上のストックアバター、マルチユーザー機能あり.
  • 口パク
  • オリジナルアバターの作成
  • Runwayランウエイ
    • プラン名: Pro
    • 料金: $95➯ $76/月(年間プラン:20%OFF)
    • 特徴: 2250クレジット/月、カスタムボイスの作成(日本語は未対応)、プロジェクト無制限。
  • 主な機能(2025年4月5日で機能が削除されるモノがあります。打ち消し線のモノが対象です
  • 動画生成と編集: ユーザーが簡単に動画を編集・生成できる機能。
    • 画像生成と編集: テキストプロンプトから画像を作成することが可能。
    • 3Dモデル生成: 3Dモデルの作成をサポート。
    • 画像から動画へ: 静止画を初期フレームとして使用し、テキストプロンプトと組み合わせて動画を生成。Gen-3 Alpha/Alpha Turboで利用可能。
    • テキストから動画へ: テキストプロンプトから動画を生成する機能。
    • フレーム生成: 高品質な画像を生成(2025年1月時点でUnlimitedプランで利用可能)し、Alpha Turboを使用して直接動画変換が可能。
    • 3Dキャプチャとテクスチャ: オブジェクトを撮影し、それを3Dデータに変換する機能。
    • クリーンオーディオ: 動画音声からノイズを自動的に除去する機能。(RX10・Clarity VXでも代用可)
    • 自動字幕生成: 自動的に字幕を生成する機能。(Davinci Resolve Studioでも代用可)
    • 画像拡張: 画像を無限に拡張し、見えない部分を自動的に生成する機能。(※Kirita AI Stable Diffusionでも可)
    • リップシンク動画: 話しているアバターの動画を生成する機能。
    • 画像バリエーション: 画像のバリエーションを生成することが可能。(※Kirita AI Stable Diffusionでも可)
    • フレーム補間: 動画のフレームレートを補完し、スムーズな再生を実現する機能。(Davinci Resolve Studioでも代用可)
    • バックドロップリミックス: 画像の選択部分を削除したり、別のものと置き換えたりできる機能。(※Kirita AI Stable Diffusionでも可)

      RUNWAYのコスト表は下記「まとめ」に追記しました。

      ※Kirita AI Stable Diffusionは、Stable Diffusionの各種モデル(アニメ・リアルな人物・ファンタジーなど)を使うため、苦手というか学習が不十分だと出来ないことが結構あります。
      例えば、服装を半袖➯冬服のコートなどは冬服のコートの学習が無い?と生成できなかったりします。
      基本無料なので仕方が無いです・・・。
  • Dream Machineドリーム マシーン
    • プラン名: Unlimited
    • 料金: $94.99/月 ➯66.49ドル(年間プラン:30%OFF)
    • 特徴: 2枚の画像をアップロードすることで、その間を補完した動画を生成することができます。この機能により、連続性のある動きやシーンを自然に表現できます
    • Dream Machine複数のサービスを提供しているので、今後他のサービスも無制限に利用できるようになったら魅力度UPです。
サブスクプラン付与クレジット量1月ごと更新生成コスト(月)
2.0Flash(5秒)
年間契約生成コスト(年)
2.0Flash(5秒)

生成コスト
2.0(5秒)
備考
LITE32001,500円25.8円1050円18.0円160透かし有り
PLUS10,0004,500円24.8円3150円17.3円160
UNLIMITED10,00014,250円24.8円10,050円--生成に時間が掛かるが
無制限に動画生成できる
モード有り
生成モード生成コスト(5秒)
2.0 Flash55クレジット
2.0160クレジット

2.0 Flash中心に使いましたが、2.0との違いがあまり感じられませんでした。
Kling1.6と比べて動きは少なめです。

  • SORAソラ
  • プラン名: Pro
  • $200/月(ChatGptとセット)(年間プラン無し)
  • ストーリーボード機能:
    動画の中に自由にプロンプトを追加し、ストーリーボードを構成していくことが出来ます。
    ざっくりとした指示でも、AIが補足説明を追加してくれるので、あまり深く考えなくても大丈夫です。
    これにより、複雑なシーンや動きのある動画を簡単に作成できます。
  • ブレンド機能:
    異なるスタイルや要素を組み合わせて、ユニークな動画を生成することができます。これにより、クリエイティブな表現が広がります。

まとめ①

SORAは、2025年3月時点では、イラストから動画への変換が思うようにできず、少し難しいと感じました。
プロンプトの影響が大きいのかもしれませんが、先ほど一度だけ、それなりに満足できるものが作れました。

ただ、それ以外の結果は、正直あまりうまくいかず、期待とは違う仕上がりでした。
現時点では、SORAはイラストからの動画生成が少し苦手な印象を受けます。
アニメ以外の写真のような画像からは動画への変換が出来ています。
動画編集ソフトで逆再生させると使えそうなモノが生成されます。
結構良い感触です。

一方で、Dream Machineはとてもシンプルで使いやすいです。
細かい制御は難しいかもしれませんが、手軽にそれなりのクオリティの動画を作ることができました。

また、Runwayでは写真から動画を生成してみました。
アングルを大きく変えると映像が崩れてしまいやすい印象はありましたが、それでも良い仕上がりだと思います。(Gen-3 Alpha Turbo)

2025年4月にGEN-4がリリースされました。
Dream Machineから乗り換える予定です。
生成コストが2.4倍になります。

RUNWAYコスト表

サブスクプラン付与クレジット量1月ごと更新生成コスト(月)
Gen-4(5秒)
年間契約生成コスト(年)
Gen-4(5秒)
Standard6252,250円216円1,800円173円
Pro2,2505,250円140円4,200円120円
Unlimited2,25014,250円-11,400円-
生成モード生成コスト 5秒
Gen-3 Alpha Turbo25クレジット
GEN-460クレジット

まとめ(生成コスト)

サービス名生成モード(5s)コスト
月契約
Standard➯PROなど
プレミア生成モード
2.0・GEN-4
月契約(5s)コスト
生成モード(5s)コスト
年間契約
Standard➯PROなど
プレミア生成モード
2.0・GEN-4
年間契約(5s)コスト
Kling28.3~45.5円142~228円24.4~31.8円122円~159円
RUNWAY50~72円120~216円58円~90円120~173円
DreamMachine24.8~25.8円72~75円17.3~18.0円50円~52.2円

無制限モードで大量生産すれば、コストは下がりますが
週末だけ使うというレベルでは、もとをとるには厳しいかなと感じます。

SORAはクレジットではなく、Plus(約3,000円)とPro(約30,000円)で使用できます。
無制限に生成できますが、Plusだと透かしが入ったり(Gifは透かし無し)480P~780Pと制限が有り、生成時間も長いです。

480P 5秒で約50秒
720P 5秒2個同時に生成 約6分

RUNWAY(Gen-3 Alpha Turbo)ので生成したバイク動画はこれを参考にしてください。

静止画から動画を作る場合、現時点ではDream MachineRunwayが有力な選択肢になりそうです。

何もないところからイメージに近い動画を生成することについても興味がありますが、まだ試したことがないので、機会があれば比較してみたいです。

SORAの得意分野はこちらのような気がします。

テキストのコピーはできません。