もうすぐ54歳なので、PC専用のメガネを作りました。

もうすぐ54歳なので、PC専用のメガネを作りました。

4Kモニターの種類が増え、実際に使用している方も多いと思います。
私もその一人ですが、4Kとエクセルの相性が悪いと感じています。
特に文字が小さくて見えにくいですよね。
いろいろな設定を試してみましたが、4Kの良さを感じることはできませんでした。
しかし、PC専用のメガネを使うことで、世界が変わります。仕事の効率も向上し、PC作業をしながら本も参照できます。
この記事が、私と同じような試行錯誤をせずに済む手助けとなれば幸いです。

近視の老眼鏡の使い方

近視の人にとって、老眼鏡は効果を感じにくいものかもしれません。
私もそうでした。
眼鏡店で老眼鏡をかけてみても、見え方が特に変わるわけではありません。

近視の人が老眼鏡の効果を実感するには、普段使っているメガネの上から老眼鏡をかけて、手元を見るのがよいでしょう。
きっと今までと違った見え方に驚くはずです。

老眼を克服しようと試行錯誤していたところ、目をリラックスさせる方法の中に「雲霧法(うんむほう)」に偶然出会いました。この方法は、目の焦点をあえて「ぼかす」ことで目の緊張をほぐすというものです。これを簡易的に再現するために、+2.0の老眼鏡をメガネの上から装着して、遠くをぼーっと眺める方法があります。

用意するモノ

100均で老眼を購入してきます。
+1.00と+2.00あれば十分です。

自分に合った度を探す

おすすめは、見づらいと感じているパソコンソフトを起動して、老眼鏡をメガネの上から掛けてみることです。
特に無ければ、エクセルやWEBページを表示でもOKです。
私の場合は+1.0の老眼鏡を掛けると、くっきり文字が見えるようになりました。

次に、スマホをモニターと同じ位置に置き、画面を表示させます。

同じ距離にスマホを置くのがポイントです。、同じような見え方をするかを確認します。
例えば漫画アプリで漫画アプリで確認したりスマホのホーム画面なのでなどを基準にします

例えば腕の長さとか筆を伸ばした時の長さにモニターがあるとかです
モニターを複数使っている場合は正面と正面の距離と私の場合は左側の距離のモニター距離が大きく違うのでそこでの見え方も確認します
正面も遠い所のモニターも同じようにくっきり見えるかが大事になります

これは何のために行うのかというと、眼鏡を作る店舗に行った時に見え方を確認するために行います。
この見え方の基準が無いと、近視用のレンズを作成してしまうことになります。

眼鏡の上から100均老眼を掛けます。
モニターの見え方から、レンズの度をイメージします。
今かけている眼鏡のSPHから、100均老眼のレンズを足したモノが目安の度になります。

SPHはレンズの保証書などに記載されています。
近視の場合は-4.0など記載されています。

視力1.0~1.5位のレンズで
40歳の目安は-4.0
50歳では-5.0とされています。これ以上にマイナスが進行している場合は
眼科などの検査を一度受けた方が良いかもしれません。強度近視(近視が進行し悪化した状態)は
失明にも繋がる危険な状態です。
以前動画を作成したので、参考までに

メガネはネットでも大丈夫な理由

レンズだけは、お店で測定して設定すれば良いんです。
私はこのやり方で、何本も作成しています。
度の進行は、30歳くらいから遅くなります。
毎回測定していますが、いつも同じレンズです。

これなら、店舗で測定しなくても良いと思うのですが、心配なので測定してしまいます。
店舗での測定のデメリットもあります。
それは、レンズの在庫の種類が少ないということです。
置いてあるのは、標準レンズとスクリーンレンズの20%カットモデルくらいです。
なので+10日位仕上がるのに時間が掛かります。

PCメガネをつくろう ①フレームの選択

JINS製品をベースに話を進めますが、もちろん他のブランドでも構いません。
私なりに長年にわたって色々探してきましたが、JINSの「Airframe Hingeless 」が現段階では、ベストチョイスなのでご紹介します。
ベースは「Airframe Hingeless 」一択。JINSには、ショートテンプルというモデルもありますが、小顔の人向けの製品です。私も長年愛用してきましたが、長時間の着用は結構痛くなることがあります。①の寸法が123mm前後 ⑥90mm
もちろん、今も1時間以上/日、愛用しています。

派生モデルの「Airframe Hingeless Combi」 が、JINSのオンラインショップでセールス中(2024.06.15現在)になってます。
「このモデルが市場から消えるのかと!?」と 不安になりますが、今が大変お得なのは事実です。

このメガネの特徴は、頭部を包むようなフレームです。この抱っこチャン人形様な、特徴的なフレームのおかげで、ヘッドフォンとの干渉も最小限に抑えられます。

気をつける点は、眼鏡を外すと時にフレームが「ぐわん!!」と目の付近に来ることです。
クセがあるので、店舗での試着をおすすめします。

先程ヘッドフォンとの干渉が押さえられると書きましたが、更に違和感を押さえるために
テンプル(側面)の短いモノを選択するとより馴染みやすくなります。
理由は。耳からはみ出る部分が少なくなるからです。
Airframe Hingelessは元々出にくいのですが、短い方が良いと考えます。
下記の図で言うと⑥の153mmの部分です。

出典:JINS公式HPより

PCメガネは、ヘッドフォンを付けたときにも違和感が少ない

PCメガネをつくろう②ブルーライトカット+5500円


PC用のレンズを選ぶ際は、ブルーライトカット率の高いものがおすすめです。
40%カットのレンズは、私も使用していますが、職場で何か言われたことは一度もありません。
ただ、私の場合は集中しているため、話しかけられると、ピリピリしていることが多く、それが理由かもしれません。
もしかしたら、流行病の時も、マスクなんか意味が無いと、注意されるまでしていなかったので「復帰後2週間だけおとなしく着用していました」、変わり者という目でみられていただけかもしれません。

40%カットだと色味が微妙に変わりますが、これ以上だと動画編集に影響が出る可能性があります。シリコンバレーなどPCを主に使う職場では、60%以上のカット率やサングラスのようなレンズを使用している人もいるようです。

PCメガネをつくろう③レンズの選択

ノーマルの標準クリアレンズは追加料金は発生しません。
PC用に設定した度では、パソコンとスマホは見ることは可能ですが、マンガアプリの一部の細かい文字までは厳しくなります。目一杯手を伸ばせば、読めないことはないけど、絵が小さくなってしまいます。
そうすると、ブル-ライトカットのコーティングをスマホ用に用意したりと不便です。

遠近レンズではなく、サポートレンズという選択
試着した感じでは良さげでしたが、追加料金が+5,500円発生するので不採用です。
追加料金もネックですが、標準レンズで、どこまで対応出来るかを確認したかったこともあります。

遠近レンズとサポートレンズの違い
遠近レンズ:遠・中 ・近
サポートレンズ:遠・近
私は「万能型は器用貧乏になりやすい」と考えています。
なので
遠近のサポートレンズです。(遠の部分はPCに合わせるので近・近になってしまいますが・・・)
その分、切換の違和感は少ないはずです。

測定時での注意

店舗でそのまま測定すると、いつもの度数になってしまいます。そのため、最初にPC用に作りたいことを伝え、「今掛けているレンズに+1.0を加えたものを試してみたい」というふうに伝える必要があります。そうしないと、意味のない測定に時間をかけることになります。私は2回レンズを作り直しましたが、1回目と2回目の際に意図を伝えて、測定を省略しました。

レンズは2回まで作り直しが出来ます。

レンズは半年以内なら2回まで作り直しができます。(JINSの場合)私の場合、最初のレンズを+2.0にしてしまったため、スマホの画面は非常に見やすかったのですが、PCの画面は通常のメガネより見にくくなってしまいました。

1回目と2回目のレンズの度数の違いは0.25です。度数は0.25刻みの調整になるようです。
気持ちスマホを見やすくなるように設定しました。
あーでも完璧ではありません。(次回はサポートレンズにしようかと考えています。)


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