動画製作において様々なトラブルが発生します。
このトラブルの解決方法を備忘録として書き記しておきます。
参考になったらamazonHPで好きな物を買い物かご入れといてください。
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- Q:DaVinci ResolveでMP4が【メディアオフライン】になってしまう①
- Q:DaVinci ResolveでMP4が【メディアオフライン】になってしまう②
- Q:Davinci トラッカーポイント全体を移動するには
- Q:Davinci ショートカットキー「alt+f」を押しても、クリップの一括選択が出来ない
- Q:Davinci Resolveに必要なVRAMは?
- Q:Davinci Resolveが突然、重くなる
- Davinci Resolveがプロジェクトどうしても起動しないときは
- Davinci Resolveが不安定なときに
- Davinci Resolve ストップウオッチ表示にする
(フレームレートに合わせて正しく変換する方法) - カクカクを滑らかにする
- Davinci Resolve19 スピードワープとオプチカルフローの違い
- Davinci Resolve 19 fusion ジェネレーター インスペクタ 変更出来ない
画面が黒くなってしまう Fusion タイトルが使えない - それでも上手くいかない場合は「Templates.drfx」インストールしてもNG
- Davinci Resolve レンダー停止(Magic Mask)
- オーディオレベルのノーマライズの「相対」と「個別」の使い分け
- CSS HERO でSVGファイルを加工
Q:DaVinci ResolveでMP4が【メディアオフライン】になってしまう①
Movavi Video Suite 20でファイルを分割してから、Davinciに貼り付けするとなぜか「メディアオフライン」になってしまいます。(経験上、再リンクは意味ないので試していません)
この場合、Movavi Video Suite 18(20では未確認)に含まれているビデオとオーディオ変換を使います。
MP4→MP4 そうするとDavinciで認識出来る様になります。
Movavi Video Suite 20ではなく18を使った理由は、18の方が上手くいくことが多かったり、詳細な設定が残って多様な記憶があったからです。20で同様のことを行いましたが「メディアオフライン」のままでした。
他のバージョンは未確認です。試された方はコメントくださいね。
Q:DaVinci ResolveでMP4が【メディアオフライン】になってしまう②
リンクエラー:全角数字がファイル名にあるとNGになる。ファイル名を修正しましょう。
Q:Davinci トラッカーポイント全体を移動するには
トラッカーポイント全体を移動するには、メディアでもマージでもなく、トラッカーをクリックしトラッカーポイントの左側にある緑色の丸い縁の中心をクリックし、ドラッグすると移動します。トラッカー1 トラッカーパスセンターで表示されています。(いつか動画で説明したい)
Q:Davinci ショートカットキー「alt+f」を押しても、クリップの一括選択が出来ない
自動トラックを有効にしましょう
Q:Davinci Resolveに必要なVRAMは?
GTX1650 4GB 使い始めてすぐに厳しいと感じ、 RTX3080に交換
RTX3080 10GB フルHDの編集でギリギリのスペックです。エフェクトやトラッキングを増やすとあっという間に8GB超えます。
8分位のYoutubeの動画です。30分超えも作ったことがありますが、基本的には8GB~10GB未満です。
メインメモリと同様に、仮想メモリにデーターを移動している気がします。
下記に記述していますが、メインメモリは50%超えは要注意。
VRAMはそこまで、仮想メモリは使用していない感じです。
Davinciの書き出し設定 エンコーダーをAUTOにしないと、10GBに達してフリーズすることがあります。
AUTOならほぼ止まらないです。
7900XT 20GB AUTOにすると なぜかGPUを殆ど使わないので、AMDに変更。
エンコード中は18GB前後で推移。編集中11GB超えました。
結論、10GBでは、ギリギリだとおもう。システム的に無理してる気がしている。
20GBあれば、安心かなと思っていたが、席に戻ってきたら「GPU MEMORY FULL」とメッセージが出ていた。
タスクマネージャーのGPU メモリは10GB未満だった気が・・・。
またでたら、ちゃんと記録します。エンコーダーの速度は3080と同じくらい。他の人のベンチマークでは10%くらい3080より高速だったけど、その程度では誤差の範囲と思っています。
おそらく、24GBでもいずれ足りなくなるような気がしている。
DAVINCI 恐るべし。メインメモリは96GB。32GBでは足りない、Davincino起動が最初にしないとほぼ失敗していたが、96GBでは安定するようになった。使用率50%超えは、不足のサイン増設するべし。
Q:Davinci Resolveが突然、重くなる
原因不明・対策不明
PC スペック
Ryzen9 5900
メモリ 96GB
7900XT 20GB
SSD(M.2) 1TB+2TB
HD 6TB
再起動・再インストール(バージョン違い)初期設定リセット、GPUの設定など全て効果無しでした。(Cache Clipも削除)
そもそも、何をしたのかが記憶に無いのです。
試しに 新規にプロジェクトを作成し、動画素材をタイムラインにドロップします。
まともに再生出来ません。カクカク 駒落ちします。エフェクトも何も入っていないのに・・・。
もしかして、システム全体が遅いのかも!?
初期に使用していた、Movavi Video Suiteを起動します。なんとカクつきます。
これは、Davinciの問題ではなさそうです。
タスクマネージャーを立ち上げ、何のアプリが原因か考えます。
特に、リソースを消費しているアプリは、なさそうです。
最近入れたAMDソフトの設定もリセットします。(変化無し)
MIDI キーボードの接続もOFF
オーディオインターフェースもOFF
そういえば、Speed editorが最近認識しないし、電源ランプも付きません。
とりあえず、再起動 スタートアップで影響大でもClomeなどのソフトもOFF、スマホ連携OFFになっているにタスクマネージャー開と稼働している(どういうこと?)
そういえば、昨日 KOMPLETE Contorolを立ち上げ、M32キーボードの操作方法勉強していた事を思い出す。音が出なくて試行錯誤したのを思い出す。
これは、AUDIO Driverが悪さしているかもしれないと思い。電源OFF(お昼食べて、アニメ3本視聴して、2時間後に再起動。)
MSI CENTERのMSI AI EngineとシステムDiagnosisをアップデート。MSIのRTX3080外したため、使えるのはこれだけみたいです。
そんなことしてたら、直っていました。(できるだけシンプルにして、再起動しただけ)
Speed Editorも無事認識。
これで作業が再開できます。(復旧までに半日チョット掛かりました)
Davinci Resolveがプロジェクトどうしても起動しないときは
互換モードで起動します。
具体的にはDavinciのアイコンを右クリック

上側の互換モードのタブを開いて互換にレ点します。
「互換モードでプログラムを実行する」がWindows8になっていることを確認してから、「OK」または「適用」をクリック
これで完了です。

これで、起動が出来るはずです。様々な起動方法を試してみましたが、この方法では100%起動しています。
ただし欠点もあります。
今までのプロジェクトのキャッシュが効かなくなって、とても遅いということです。しばらくは手動でプロキシ・レンダーキャッシュ・フュージョン出力のレンダーキャッシュなどしないとカクついて編集できないことです。
念の為に、Davinci Resolve 上部タブの「再生」をクリックして Timeline Playback Resolutionをクリックしてフルになっていたら1/2や1/4に変更しましょう。私は1/2を使用しています。フルは動作が重くなったり、キャッシュを何百GBも使用数のでディスクをめちゃ圧迫します。私は、これに気がつくのに2年位は掛かっています。互換モードにしたり、互換モードから戻したりしたら、フルになっていないことを確認してください。私の場合は、1/2→フルに戻っています。
Davinci Resolveが不安定なときに
Fusion・カラー出力・オーディオエフェクトをキャッシュしても安定しない場合は次を試してみてはどうでしょう。
Davinci Resolveのタブ「再生」→「Timeline Playback Resolution」→フルを1/2にすると安定するかもしれません。
プロキシメディアやレンダーキャッシュの解像度も1/2に設定をおすすめします。
ここがフルになっているとCacheClipが増大するような気がします。
私の場合は、500GB以上になったりします。いっぱいになると動作不安定になります。うろ覚えですが編集が出来なくなったと記憶しています。互換モードにしたタイミングなどで、この設定が変更されてしまう(多分、設定そのものが引き継がれない)
ので、変化点があったら、こまめに確認した方が良いです。フルにしていると動作も重くなる様な気がします。
Davinci Resolve ストップウオッチ表示にする
(フレームレートに合わせて正しく変換する方法)
TEXT+→テキスト入力欄で右クリックして「TimeCode」を選択

右クリックの小窓(株)のエクスプレッションを選択

この欄にフレームレート60の場合は
【string.format("%02d.%03d",(time/60)%60,time%60*(1000/60))】を貼り付けて
Text+のテキスト下部にある「端から表示」のつまみの左右を調整して完成です。
フレームレート30の場合。
string.format("%02d.%03d",(time/30)%60,time%30*(1000/30))
になります。

この式を部分ごとに解説します
string.format("%02d.%03d", …):
string.format: 文字列をフォーマットするための関数です。(ここは定型文だと思って、理解は不要だと思います・・・)
"%02d.%03d": フォーマットの指定です。
%02d: 整数を2桁で表示し、桁数が足りない場合は0で埋めます。最初の部分の計算結果(分)をこの形式で表示します。(10未満の場合、先頭に0を付ける)
.%03d: 小数点を表し、その後に続く整数を3桁で表示します。桁数が足りない場合は0で埋めます。2番目の部分の計算結果(ミリ秒)をこの形式で表示します。(100未満の場合、先頭に0を付ける)
- (time/△△)%60:△△はDavinciの設定のタイムラインのフレームレート
動画のフレームレートだとDavinci側で変換されているから、上手く行かないかも?
% 60 は秒を0〜59の範囲に制限しています。
% 60:はその結果に対して60で割った余りを取得します。 - これは、時間を60秒で循環するようにするための操作です。
つまり、1分(60秒)以上の時間があった場合でも、0〜59秒の範囲で表示するために使われます。 - 例1:time/24:
time
の値を24で割ることで、24フレーム(通常は1秒)ごとの時間単位に変換します - time%△△*(1000/△△):
time/△△: timeの値を△△で割ることで、△△フレーム数を秒ごとの単位に変換します。
例2:60fpsのプロジェクトでは、以下のように調整する必要があります:
string.format("%02d.%03d", (time/60)%60, time%60*(1000/60))
黄色の部分をフレームレートに置き換えればOKです
これにより、60fpsでも正確な時間表示が可能になります。
最後にDavincino再生フレームレートが60で素材が30の場合
下記の様に
string.format("%02d.%03d",(time/60)%60,time%30*(1000/30))
変更する必要がありません。(してはいけない、ミリ秒のところが2倍になってしまう。)
カクカクを滑らかにする
それは、Davinciが不足しているフレームを補完?(2フレームごとに動く)しているからです。
素材が30フレームでも、タイムライン上のフレームは60フレームになっています。
1フレームごとに補完する場合は、ビデオ→リタイム&スケーリングでリアルタイム処理をオプチカルフロー
又はフレームブレンドに設定すると補完されます。おすすめ設定はオプティカルフローです。

オプティカルフローは、フレーム間の動きを解析して、自然で滑らかな動きを補完するアルゴリズムを使用します。フレームブレンドは、単に隣接するフレームをブレンドして新しいフレームを作成するため、動きが滑らかに見えないことがあります。一方、オプティカルフローは、物体の動きをより正確に追跡し、フレーム間の補完を行うため、なめらかさを求める映像編集では推奨されます。
Davinci Resolve 19からオプテカルフローの中に、スピードワープの機能が追加されました。こちらの方が速い動きに対応出来る様です、
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特に購入しなくても構いません。
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興味があれば覗いてくださいね。
Davinci Resolve19 スピードワープとオプチカルフローの違い
DaVinci Resolve 19の「リタイム&スケーリング」機能にはフレームを補完する機能があります。
通常撮影30FPSなどの映像を、1/3のスローモーションにした場合3倍の90FPSの映像がないとカクカクしてしまいます。
そのようなときに映像を滑らかにする機能です。
スピードワープは動きの激しい映像でも滑らかに出来ますが、従来のオプティカルフローの場合、動きの激しい映像の場合、上手く補完できない場合が出てくるそうです。
オプチカルフローの欠点を改善するためにスピードワープが開発された気がするので、
今後はオプティカルフロー+スピードワープの一択で良いと思います。
処理時間が掛かり動作が重くなって困る場合は、スピードワープの設定を「画質優先」から速度優先に設定するなどしてバランスを取ることが大切です。
Davinci Resolve 19 fusion ジェネレーター インスペクタ 変更出来ない
画面が黒くなってしまう Fusion タイトルが使えない
約1分の動画です。安心してください、日本語字幕をONにすれば、理解できます。説明がシンプルなので・・・。
内容は、ファイルエクスプローラーで「Templates.drfx」を探してダブルクリック(インストール)すれば解決するというモノです。
面倒くさければ検索しても良いと思います。
場所は、C:\Program Files\Blackmagic Design\DaVinci Resolve\Fusion\Templates にあります。
ここからは、その時の手順になります。
オーバーライトのメッセージ YES
Davinci が起動していたので一度閉じました。(起動しているとインストールが正常に出来ないかも思った為)
もう一度Templates.drfxをダブルクリック
自動的にDavinci 起動した?
プロジェクトを開かずに
Templates.drfx オーバーライトのメッセージ YES
新規に「Cartoon Cloud Sky」を マウスオーバさせると画面に雲が・・・
ドロップさせると 正常に表示される
もちろん インスペクタで編集できる
この方法で「Comic Title」「Ribbon Text」などのFusion タイトルも使えるようになります。
それでも上手くいかない場合は「Templates.drfx」インストールしてもNG
タイムライン上に「fusion コンポジション」をドロップ
右クリック fusionページで開く
そうすると 既に 「Media out」があるはずです。無いときは「Shift +Space」を推してメディア OUTを探して入れてください。
使いたい fusion ジェネレターを 左側の「Template」から検索してドラッグ&ドロップ。
Media outと接続すげれば完成。
この方法で「Glossy Blue」「Headline」などのFusion タイトルも使えるようになります。
接続するまで、どのようなモノか分からないのがネックですが、使えないよりはましです。
Davinci Resolve レンダー停止(Magic Mask)
原因のクリップを見つけ出しMagic Maskのレンダーを解いてやる(削除しなくても、リファイン範囲を少しずらせば再レンダーできる状態になる)
実施したこと。
エディットやフライト画面でクリップを選択して「D」を押すと反転して無効化することが出来ます。
原因と思えるところ、スタート時から全く動かない(CPUも無反応)のでスタートから4秒以内のMagic Maskが怪しいと推測
とりあえず2つのMagic Maskを使用したクリップを「D」を押して無効化。
フライト画面の左側の下の方の詳細設定
最適化メディア・プロキシメディア・レンダーキャッシュしたイメージを使用。(効果無し)
最適化メディアの生成
IN点-OUT点を4秒間に設定。
レンダーを実施→変化無し
キャッシュをクリアしてみる
再生→レンダーキャッシュの削除→使用していないモノ
効果無し
最適化メディアの生成(最初の4秒間にあるクリップ):効果無し
スタートの4秒以外のところでIN点-OUT点で範囲指定しレンダー
問題無く出来る事を確認
偶然に解決。
もう一度、問題のあるスタート4秒間のレンダーを実施。
レンダー出来た。
再生してみると「Magic Mask」が崩れたり無効になっている(カラーページで確認すると再レンダーを促す赤いラインになっている)
オーディオレベルのノーマライズの「相対」と「個別」の使い分け
DaVinci Resolveにおけるオーディオレベルのノーマライズの「相対」と「個別」の使い分けについて。
- 相対ノーマライズ:
- トラックやクリップ全体を一括で調整します。
- それぞれのクリップの相対的な音量差を保持しながら、指定したターゲットレベルに調整します。
- 例: 会話の音量のバランスが取れている複数のクリップを全体的に大きくする際に適しています。
- 個別ノーマライズ:
- 各クリップを独立してターゲットレベルに調整します。
- 個別のクリップごとの音量がばらばらの場合に、それぞれを均一化する目的で使用します。
- 例: 異なる音量で録音された音声クリップを同じ音量に揃える場合に適しています。
使い分けのポイント:
【個別】異なるソースや録音環境のクリップ・均一な音量を目指したい場合。
複数の映像で作っている場合
【相対】同じ録音や制作のクリップ・音量バランスを維持したい場合。
1つの映像で製作
CSS HERO でSVGファイルを加工
途中